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食材の宝庫、北海道十勝更別村から

「更別村」は、北海道十勝平野の真ん中に位置する小さな村

更別村は、北海道帯広市から車で約30分、雄大な日高山脈が一望でき、広大な十勝平野の真ん中に位置する、農業が基幹産業の人口約3,500人の小さな村です。

すももの村のパティシエより、愛をこめて。

この小さな村のメインストリートに面した、ホワイト&レッドの建物が「お菓子のニシヤマ」です。ショーケースには、光り輝く、ベリー類やミルキーなクリームをまとった洋菓子のほか、クッキーなどの焼き菓子などもございます。

十勝更別村「お菓子のニシヤマ」が作る、すもものスイーツ

なかでもオススメは更別村特産のすももで作った「すもものチーズケーキ」と「すもものチーズタルト」です。一見華やかさこそありませんか、味わいはひときわ。当店の特別な思いがこもった商品です。

おいしいスイーツでお客様を笑顔に

今井 良幸(いまい・よしゆき)

1978年(昭和53年)、更別村出身。幼少期から、「お菓子のニシヤマ」を経営した伯父が楽しそうにお菓子作りをしている姿を見て菓子職人に憧れる。高校卒業後、菓子専門学校を経て札幌や道央の菓子店に勤務し、2005年に伯父の後を継ぎ二代目に。
伯父の代から親しまれる、更別銘菓もそのまま継承しながら、地元素材を積極的に使うケーキや焼き菓子をプロデュース。自分が製作した商品は良幸の印「まるよ」がトレードマークです。

十勝更別村すももストーリー

30年育んで村の特産となりました。

昔はどの農家の庭先にもすももの木があって実は子供たちのおやつだった
あの甘酸っぱい郷愁の味をよみがえらせることはできないだろうか
その思いから、すももの木が栽培され始めたのは 30年前。今、更別村の「すももの里」には約 1000本の木が広がり、すももの特産品がいくつも誕生しています。
30年前に産声を上げた村おこしを受け継いで
「国道236号沿いのどんぐり公園に「すももの里」ができたのは今から30年前、1987(昭和 62)年のことでした。当時の商工会事務局長らがすももで村おこしをしようと思い立ち、観光協会や村議会、農協OBなどに掛け合ってプロジェクトは始まりました。
村の農作物に害虫が及ばないよう、すももの木を 1カ所に集約することで農家の皆さんに了承を得て、オーナー制で発足スタート。当初そのオーナーも、60名で 300本程度を育てていくことを想定していたところ、村内で募集をしたら2日間で 80名の応募があって、急きょ苗木を増やしたという、うれしい誤算もありました。
しかし、長野県の種苗会社から移入したすもものの木は、厳しい冬のしばれや乾燥によって枯れてしまったり、花が咲かなかったり、育成は簡単ではなかったとか。オーナーとなって苗木を世話し続けた人たちの努力がしのばれます。それでも村外の人も含めた 200名の木1,000本が大きく育ち、期限満了となって現在は村の管理下に。毎年八月半ばごろに、更別村や第3セクターのさらべつ産業振興公社、更別農業高校が収穫をし、利用しています。
国道236号沿いのどんぐり公園内「すもものの里」が、白い花で染まるのは例年五月中旬から下旬。村おこしの一環から始まり、今は官民一体ですもものを盛り上げています。

更別村でとれたすもものドレッシング

すももをふんだんに使った着色料や保存料などの添加物を一切使用していないドレッシング。

さらべつすもものむヨーグルト

更別村で採れたすももの果実を使用したのむヨーグルト。